【kakei+通信Vol.123】上手につきあいたい「電子マネー」
 クラウド家計簿 kakei+をご利用中のみなさん、こんにちは!
 kakei+の記帳は順調ですか? 2024年は記帳継続を目標に、「お金をつかったら記帳する」を習慣にしていきましょう!
 今回は、「ハウス型電子マネー」の登場で電子マネーの種類が増えていることに注目します。kakei+の画面を見ながら、みなさんも電子マネーとのつきあい方について考えてみませんか?
【今日もログインして、家計簿記帳をつづけましょう】

使いこなしのヒント
上手につきあいたい「電子マネー」

お店独自の電子マネーが増えている!?
 最近、スーパーやチェーン店で独自の電子マネーの利用を勧められる機会が増えています。SuicaやICOCAなどの交通系電子マネーや、楽天Edy、WAON、nanacoなどのお馴染みの電子マネーは幅広く利用可能な「共通型」なのに対して、限られた店舗のみで使える電子マネーは「ハウス型」と呼ばれます。
 ハウス型電子マネーをお店が導入するメリットは、(1)顧客管理の充実、(2)レジの待ち時間短縮、(3)共通型決済の手数料の負担軽減、(4)前払い式での資金繰り改善、などが挙げられます。ほかにも顧客の囲い込みや顧客単価アップの狙いもあるようです。

 一方で、私たち消費者にとってのメリットは、(1)現金を持ち歩かなくていい、(2)ポイント還元が魅力、(3)カードを紛失した場合に手続きをすればチャージした残高が戻ってくる、といったところでしょうか。電子マネーで支払うとレシートに残高が印字されるのも家計簿に記帳するときに便利です。kakei+に記帳して、口座残高とレシートに印字された残高がピッタリ合うと気持ち良いものです。
 便利な反面で注意したいのは、(1)残高の換金・払い戻しができない、(2)残高の有効期限が定められている場合があること(最後の利用から◯年経過したら自動的に残高が失効しゼロ円になるなど。利用規約に書かれています)。あまり利用しない店舗のハウス型電子マネーは作らないか、残高を0にしておいた方がよさそうです。
電子マネー、あなたのカテゴリ表示は何円ですか?
 みなさんは電子マネーをどのように使っていますか? kakei+の画面で電子マネーの利用について調べてみましょう。

 kakei+の口座画面を開くと、「口座のカテゴリ表示」がトップに表示されます。口座を作成するときに「口座種類」を「現金」「銀行」「クレジット」「電子マネー」などの中から選択しますが、その口座種類ごとの総額を表示するのが、この「口座のカテゴリ表示」です。
 
 さて、あなたの「口座のカテゴリ表示」を見てみましょう。「電子マネー」は何円になっていますか? 1つの口座あたりの額は少額でも、電子マネーの総額となると数万円になっていることに気づくかもしれません。

電子マネー口座の数はいくつですか? それぞれの残高は?
 電子マネーの総額を確認したら、次は、下にスクロールして「電子マネー」カテゴリの口座がいくつあるかと、それぞれの残高を見てみましょう。
 
 さらに口座履歴画面を開いて、最後に利用した日付と利用頻度を見てみましょう。利用頻度が少ない電子マネーについては、利用の停止を考えてもいいかもしれません。


電子マネーと上手につきあうには?
 上手につきあうポイントは、(1)チャージの方法、(2)使い方、(3)管理できる枚数に絞ることです。

・チャージの方法
 電子マネーは、チャージをして使う前払い式(プリペイド)が特徴です。現金でチャージするほか、クレジットカードや銀行のキャッシュカードからのチャージなどチャージ方法も色々です。ポイントがたまるチャージ方法もあれば、中には手数料がかかるチャージ方法もあるようです。kakei+に記帳をしていれば、手数料がかかった場合にはすぐに気がつけますね! 

・使い方
 使う金額、使うお店などに一定のルールを決めるとよいでしょう。電子マネーといえどキャッシュレスの支払いは手元の現金が減らないために「使いすぎ」ることも。ハウス型電子マネーは、支払いとポイントカードが一元化していて店舗側にとってはポイント還元などのキャンペーンがしやすい利点があり、アプリやメールでチラシや特売情報が消費者に直接届きます。お得情報に惹かれすぎず、必要なものを買うようでありたいですね。家計簿をあまりつけていない人は、電子マネーの利用履歴を定期的に確認するとよいでしょう(電子マネーの利用履歴はアプリ等で見られるほか、チャージ機器で利用履歴の印字ができる場合があります)。

・管理できる枚数に絞る
 今回、電子マネーの総額や、各口座の残高などを調べてみていかがでしたでしょうか? 長期間の利用がないと残高が失われる場合がありますので、利用頻度が少ない電子マネーは整理することをおすすめします。管理できる枚数は人それぞれかと思いますが、ポイントなどに一喜一憂することに煩わしさを感じることが多いならいっそのこと持たない選択もあるでしょう。ポイントに釣られて無駄な買い物をするのは避けたいですね。

 口座画面の使い方、口座カテゴリ表示については、こちらのメールマガジンも参考になります。

【kakei+通信 Vol.3】使いはじめに知っておきたい! キャッシュレス編 Part1
https://mailmag.fujinnotomo.co.jp/kptsushin/003.html
 
【kakei+通信 Vol.4】使いはじめに知っておきたい! キャッシュレス編 Part2
https://mailmag.fujinnotomo.co.jp/kptsushin/004.html

「note」最新記事から

 毎日、家事や仕事、育児に追われて「なんで、こんなに忙しいの?」と思うことはありませんか? 時間の使い方が上手になりたい、と思う人は多いでしょう。
 羽仁もと子が家事と家計を中心に身近な家庭経営の問題に熱心にとりくみ、著作集としてまとめ上げた『家事家計篇』には、家事を整理して行う重要性について書かれています。

 このnoteは、もっと多くの人に、クラウド家計簿kakei+カケイプラスについて、そして、羽仁もと子が119年前に日本で初めて提唱した「家計簿」について、知って、さわっていただきたいという思いから、2021年より始めました。今回は、2023年によく読まれた記事のベスト10をご紹介します。

 年の瀬が近づくこの時期、クラウド家計簿kakei+カケイプラスを使いはじめた方、羽仁もと子案家計簿を購入した方から「予算を立てたいけど、何から始めたらいいですか?」という質問が増えます。予算立てと聞くだけでハードルが高く感じる方には、「食費だけでも予算を立ててみませんか?」とおすすめします。

 今年も値上げラッシュが話題になりますが、今後も物価上昇はつづくと言われています。ただ、お金がない、お金がないと嘆くのではなく、わが家の家計を正直に数字に表して、何にお金を使っていくか優先順位をつけることが大切になってきます。そんなとき、家計の味方になるのが「予算」です!

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