お店独自の電子マネーが増えている!? 最近、スーパーやチェーン店で独自の電子マネーの利用を勧められる機会が増えています。SuicaやICOCAなどの交通系電子マネーや、楽天Edy、WAON、nanacoなどのお馴染みの電子マネーは幅広く利用可能な「共通型」なのに対して、限られた店舗のみで使える電子マネーは「ハウス型」と呼ばれます。 ハウス型電子マネーをお店が導入するメリットは、(1)顧客管理の充実、(2)レジの待ち時間短縮、(3)共通型決済の手数料の負担軽減、(4)前払い式での資金繰り改善、などが挙げられます。ほかにも顧客の囲い込みや顧客単価アップの狙いもあるようです。 一方で、私たち消費者にとってのメリットは、(1)現金を持ち歩かなくていい、(2)ポイント還元が魅力、(3)カードを紛失した場合に手続きをすればチャージした残高が戻ってくる、といったところでしょうか。電子マネーで支払うとレシートに残高が印字されるのも家計簿に記帳するときに便利です。kakei+に記帳して、口座残高とレシートに印字された残高がピッタリ合うと気持ち良いものです。 便利な反面で注意したいのは、(1)残高の換金・払い戻しができない、(2)残高の有効期限が定められている場合があること(最後の利用から◯年経過したら自動的に残高が失効しゼロ円になるなど。利用規約に書かれています)。あまり利用しない店舗のハウス型電子マネーは作らないか、残高を0にしておいた方がよさそうです。
|