【kakei+通信Vol.134】Q&A 年金の記帳/生協出資金の配当/孫や子ども家族への費用
 クラウド家計簿 kakei+をご利用中のみなさん、こんにちは!
 今週は、新紙幣の発行が話題になりましたね。テレビや新聞で見るだけで、まだ実物を見られていないのですが、新しいデザインのお札に出会える日をとても楽しみにしています。
 新紙幣のニュースを見ていて「ひと月に何回、現金払いをしているのだろう」と疑問に思い、kakei+の検索機能で調べてみると、6月は21回でした。そのほとんどは現金でしか払えないもの、例えば子どものお小遣い、立替金の支払い、PTA関係の集金、習いごとの月謝、献金など。店舗で現金払いをしたのは7回しかなく、キャッシュレスが進んでいることを実感しました。
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Q&Aコーナー
Q. 年金振込通知書が届きました。今年の分の記帳はできるのですが、来年の記帳ができません。
A. 7月現在では、翌年の日付での記帳はできません。毎年10月1日以降に翌年の予算設定画面を開くリンクが表示され、翌年の予算を設定すると、翌年の日付で記帳ができるようになります。2月の年金は翌年に記帳することをおすすめめします。尚、年金の受け取りの記帳には、繰り返し設定の「隔月」を利用すると、つけ忘れがなく便利です。
Q. 生協の出資金から配当が出ました。どのように記帳しますか?
A. 出資金は、生協の運営資金のために会員が出資するお金で、運営で利益が出た場合に配当金が出ることがあります。配当は、記帳(収入)画面で、費目:雑収入、項目:配当金で記帳します。入金先の口座は、銀行に振り込まれる場合は対象の銀行口座、自動的に出資金口座に振り替えられる場合は出資金口座を選択します。


Q. 孫を連れて帰省した息子家族に渡した小遣い、孫のために買った洋服やおもちゃ、一緒に出掛けて支払った費用は、何費でしょうか。娯楽費か特別費かでいつも迷います。
A. 直系親族(親、教育費のかからなくなった子、孫)のための費用は、費目:特別費、項目:直系親族費用です。子に渡したお金(贈与金)は、金額の大小にかかわらず特別費です。孫のための、お年玉、小遣い、贈りもの(おもちゃ、洋服など含む)なども特別費です。
子どもやその家族と一緒に出掛けた時の費用は、子のためにかかった費用として特別費につけるか、ご自身の娯楽費の範囲と考えて娯楽費につけるか、どちらかになります。どうしても迷う場合は、費用を配分して、ご自身の分を娯楽費に、子ども家族分を特別費に記帳する方法もあります。

ヒント!
 教育費のかからなくなった子どもが2人以上いて、それぞれの家庭にいくら使ったかを把握できるように記帳したい場合は、項目のカスタマイズをおすすめします。費目設定画面で特別費の項目一覧を開き、「項目を追加する」ボタンから、特別費の項目に「〇〇の家族費用」「△△の家族費用」などの名称を作成します。月集計、年集計などの集計画面で、それぞれの家族ごとに集計された金額が見られるようになります。

「note」最新記事から

 羽仁もと子は雑誌『家庭之友』(『婦人之友』の前身)を創刊した翌年の1904年(明治37年)に、家計簿を考案・発行しました。1年の全収入から、食費、衣服費、住居家具費・・と各費目ごとに支出予算を立て、使った日に予算から差し引きし、ひと月、1年の収支を把握する、というスタイルは、現在、婦人之友社から発行している家計簿やクラウド家計簿kakei+カケイプラスに受け継がれています。

 家計簿をつけていると良いことの一つに、「数字が頭に入る」があります。たとえば光熱費。家計簿に毎月、電気やガスの使用量と料金を記帳していると、わが家の使用量はどれくらいで、どの月が一番多くて、どの月は少なくて済むのかが頭に入ります。節電・節ガスをしたいと思い立ったときに月々の光熱費を知っていてこそ、工夫する知恵も生まれてくるというものです。

食料品を買いに行く時、予算を意識していますか? 週末にまとめ買いをする人、生協の宅配を利用している人、毎日お店に買いに行く人…などなど、買い物の仕方も十人十色かと思います。どんな人でも食費の予算管理をしやすいのは、実は、日割りの予算です。

家計簿をつけるのは面倒くさい、ですよね。「費目分けが多いと大変」「ざっくり把握できればいい」そういう考えがあるのもわかります。家計簿をこれからはじめる人、はじめたばかりの人は記帳の習慣化と収支の把握が目先の目標ですから、「ざっくり」も全然OK。その2つが達成できた人は、これこそが家計簿の醍醐味ともいえる暮らしの見える化へと、ステップアップしませんか?

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林 香里(東京大学理事・副学長、東京大学大学院教授)
ジェンダー平等なメディア、社会の多様性を追求する研究者の林さんは、『婦人之友』の30年来の読者。全国友の会大会での講演の抄録です。

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