2番目に関心の高かったのが、「子どもの教育費」で40代18人、50代17人、30代3人、合計38人でした。 子育て世帯にとって、子どもの成長ともに増える教育にかかるお金は大きなテーマです。中高生になると「進路」により家計の支出が変わり、「受験」のためにどれだけお金をかけるかも大きな悩みになります。子どもが就学前、小学生のうちから計画的に教育資金を備えておくと選択肢がひろがります。 「子の進学に備えて今から蓄えを増やしたい(30代)」 「中3になり高校受験の年。やみくもに塾に行くのではなく、子どもとよく相談し、子どもの生活リズムも考えながら選び取りたい。(40代)」 「私立中高一貫校に通う娘が高校生に。学費に加えて、塾代もそろそろかかってきます。他をどう引き締めていくか、我慢だけではなく、良いやりくりができるように予算を考えていきたいと思っています。(40代)」
教育費の難しさは、子どもの意思と親の思いのすれ違いの一面があります。一区切りしたら…というのも納得。また、勉強面以外でも、大切にしたいことがあります。
「高校生と大学生となり親の言うことを聞かない年齢な上、とにかくお金がかかる。(50代)」 「子どもの進学で食費など少なくなる予定なので、その分を自分磨きに使いたい(50代)」 「子どもがスポーツを始め、道具を揃えた。教育に必要な出費であり、親にとっての楽しみでもある。今年は子のスポーツに関して力を注ぎたい(40代)」
現在高3のお子さんをもつ親御さんの声もありました。先週末には大学入学共通テストが行われ、受験期間も最終盤かと。どうぞ体調管理に気を付けて!
「3人のうち2人が大学受験の年。進路が決定したら、学費の計算などして、何年か先までの見通しを立てたい。(40代)」「塾代と受験費用、修学旅行、研修旅行などの教育費がとても重く、貯金しづらいです。(40代)」 教育費については、
婦人之友2024年1月号掲載の「全国友の会 教育費しらべ/子どもの可能性を信じて」もぜひ参考にしてください。 ところで、まだ教育費のある世帯も多い60代で「子どもの教育費」0人という結果にも注目しました。60代では「定年退職まであと1年」「収入が夫の年金と私のパート収入に」「年金受給前の3年間をなんとか乗り越えたい」など、教育費のめどがつくと収入形態の変化へ関心が移る様子が伝わってきました。
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