A. 当座帳で表示するのは「入金合計」「出金合計」、月集計で表示するのは「収入合計」「支出合計」です。家計簿用語の話になりますが、「入金」「出金」は口座に入ってきたお金、出ていったお金を言い、「収入」「支出」は家計に入ってきたお金、家計から出ていったお金を言います。
画像の9月11日の当座帳では、1行目に「口座の動き」で銀行から現金へ5,000円を引き出しています。銀行口座は5,000円の出金、現金口座は5,000円の入金となり、それらを含んで計算してこの日の入金合計は6,000円、出金合計は5,800円と表示します。当座帳とは、このようにお金の出入りを管理する帳簿の役割です。 一方、家計を管理する家計簿として考えると、「口座の動き」は家計からお金は出ても入ってもいないために含めず、この日の収入は1,000円、支出は800円で集計します。
【補足】手書きの当座帳と家計簿を使った経験のある方は、当座帳は主に現金の入出金を書くものですのでkakei+のこの計算方法に戸惑われるかもしれません(手書きの当座帳の場合は画像のようなお金の動きがあった日には、入金合計5,000円、出金合計800円となります)。kakei+ではキャッシュレス時代が本格化したことを考慮し、現金と現金以外の口座と分けずに全ての口座を同等に扱うことで、家計管理をしやすくしました。
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