【kakei+通信Vol.99】Q&A 一人暮らしをする大学生の費用は?/教育ローンの返済の記帳/単身赴任費用の記帳/口座引き落としやクレジットの買いものの記帳漏れを防ぐには?
 クラウド家計簿kakei+をご利用中のみなさん、こんにちは!
 今日は3月3日ひな祭り。桃の節句とも呼ばれ、お雛様をかざって、女の子の健やかな成長を祈る伝統行事ですね。
 家計簿記帳は順調ですか? 3月は卒業式やお彼岸など行事が多く、入学・進学の準備や年度代わりの諸々の用事で飛ぶように過ぎていきます。記帳がたまっている方は、上旬のうちに家計簿に向き合う時間をとりましょう。
【今日もログインして、家計簿記帳をつづけましょう】

Q&A

Q.  大学生で一人暮らしを始めた子にかかる費用は、どのように記帳したらいいですか?
A. 大学に通うために一人暮らしをする子どもの家賃、光熱費、引っ越し費用、生活に必要な食品や日用品は、費目:教育費、項目:遊学費用に記帳します。
Q. 大学生の子の教育ローンの返済があります。何費ですか? 
A. 教育ローンは子どもの入学金や授業料などの教育費のために借り入れができるローンです。借入金となりますので、借り入れたときには「記帳(収入)」で費目:雑収入、項目:借入金で記帳をし、返済をしたときには同じく費目:雑収入、項目:借入金で、金額にマイナスをつけて返済額を記帳します。
教育ローンの返済金を教育費に記帳するのは誤りで、教育費の二重計上になってしまうのでご注意ください。
入学金や授業料を補うために借りるものとしては、教育ローンのほかに奨学金がありますが、教育ローンは保護者が借り入れるお金で、奨学金は子ども本人が借り入れるお金という違いがあります。奨学金の場合は、子ども本人が借入するため、家計簿には記帳しません。


Q. 単身赴任の夫の生活費は、何費に記帳しますか?
A. 単身赴任にかかわる家賃、光熱費、食費や日用品の購入などの生活費はすべて、費目:職業費、項目:単身赴任に記帳します。
たとえば、単身赴任の電気や水道料金がA銀行から引き落とされた場合は、「記帳・支出」で出金元を「A銀行」、費目を職業費にして記帳します。クレジットカードで支払った場合は、カード口座を出金元にして職業費で記帳します。


Q. 口座引き落としやクレジットカードの買い物の記帳が漏れやすいのですが、良い方法はありますか?
A. 銀行口座からの引き落としで、月謝や給食費のような毎月定額のものは「繰り返し設定」を利用するとよいでしょう。また、月の半ばと月末にkakei+の口座と実際の通帳残高を照らし合わせて引き落としを記帳するタイミングを設けるとよいでしょう。
クレジットカードは「買ったときに記帳」するのが基本です。ネットショッピングをしたときに購入の確認メールが届いたら内容を確認すると思いますが、そのときに家計簿に記帳しながら注文内容や金額に間違いがないかをチェックするようにすると注文ミスがあった場合にも早く気付けるのでおすすめです。最近はクレジットカードの明細書の発行が紙からweb明細に移行しています。クレジットカードの買いものが多い人は、web明細を月に数回確認すると、記帳漏れが減ります。


「note」最新記事から

 婦人之友社の『羽仁もと子案家計簿』は、14の項目を軸とした費目になっています。一般的な費目に比べると数が多いですが、買ったものが必ずどこかに収まるので「この買い物は、どの費目にするの?」と迷うことが減ります。さらに、お金の使い過ぎにも気づくことができ、使い方の傾向を知ることもできます。

 暮らしの中で時間とともに刻まれた、人と物の関係性があってこそ、今大切で欠かせない物が身近に存在します。そんなかけがいのない物との生活を羽仁もと子は、「一粒選よりの生活」と表現しました。

 水道代(隔月)、電気代、ガス代、固定資産税や大学の授業料(前期・後期)など、引き落とし日があらかじめわかっているのであれば、わかったその時に記帳することができます。

 円安や物価の上昇は、私たちの生活に直接の影響を与えています。そのなかで生きていかなければならない私たちにとって、もと子の言葉は、少なからずヒントになるのではないでしょうか。

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