Q. 大学生の子の教育ローンの返済があります。何費ですか? A. 教育ローンは子どもの入学金や授業料などの教育費のために借り入れができるローンです。借入金となりますので、借り入れたときには「記帳(収入)」で費目:雑収入、項目:借入金で記帳をし、返済をしたときには同じく費目:雑収入、項目:借入金で、金額にマイナスをつけて返済額を記帳します。 教育ローンの返済金を教育費に記帳するのは誤りで、教育費の二重計上になってしまうのでご注意ください。 入学金や授業料を補うために借りるものとしては、教育ローンのほかに奨学金がありますが、教育ローンは保護者が借り入れるお金で、奨学金は子ども本人が借り入れるお金という違いがあります。奨学金の場合は、子ども本人が借入するため、家計簿には記帳しません。
Q. 単身赴任の夫の生活費は、何費に記帳しますか? A. 単身赴任にかかわる家賃、光熱費、食費や日用品の購入などの生活費はすべて、費目:職業費、項目:単身赴任に記帳します。 たとえば、単身赴任の電気や水道料金がA銀行から引き落とされた場合は、「記帳・支出」で出金元を「A銀行」、費目を職業費にして記帳します。クレジットカードで支払った場合は、カード口座を出金元にして職業費で記帳します。
Q. 口座引き落としやクレジットカードの買い物の記帳が漏れやすいのですが、良い方法はありますか? A. 銀行口座からの引き落としで、月謝や給食費のような毎月定額のものは「繰り返し設定」を利用するとよいでしょう。また、月の半ばと月末にkakei+の口座と実際の通帳残高を照らし合わせて引き落としを記帳するタイミングを設けるとよいでしょう。 クレジットカードは「買ったときに記帳」するのが基本です。ネットショッピングをしたときに購入の確認メールが届いたら内容を確認すると思いますが、そのときに家計簿に記帳しながら注文内容や金額に間違いがないかをチェックするようにすると注文ミスがあった場合にも早く気付けるのでおすすめです。最近はクレジットカードの明細書の発行が紙からweb明細に移行しています。クレジットカードの買いものが多い人は、web明細を月に数回確認すると、記帳漏れが減ります。
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