借入金(かりいれきん)として一般的なものには、住宅ローン、リフォームローン、自動車や家具のローン、教育ローン、奨学金、カードローンなどがあります。銀行やカード会社など金融機関から借りるほかには、親族からの借り入れや国や自治体の公的融資も借入金にあたります。 借入金を借り入れたときは収入に記帳します。例外として、住宅ローンだけは異なる記帳方法をします。詳しくみていきましょう!
借入金の基本的な記帳方法
借入金は、借り入れたときは収入扱いとして費目:雑収入、項目:借入金で記帳します。返済のときの記帳は、返済金を元金と利息にわけて、元金は費目:雑収入、項目:借入金にして金額にマイナスをつけて記帳し、利息は支出扱いとして費目:特別費に記帳します。 借入時~返済完了時の費目:雑収入>項目:借入金の記帳をトータルで見ると、 借入金総額 - 返済金総額 = 0 円 と、なります。 たまに「教育ローンの返済金は教育費」と考える方がいますが、学費などの支払いを教育費に記帳した上に、返済金までも教育費に記帳すると、二重計上になって教育費が膨れ上がってしまうのでご注意ください。
以下の手順では自動車ローンを実例にしていますが、住宅ローンをのぞく全ての借入金の記帳で共通の記帳方法です。
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