【kakei+通信Vol.74】 使いこなしのヒント!医療費をわかりやすく記帳する方法
 クラウド家計簿kakei+をご利用中のみなさん、こんにちは!
 治療や入院などで医療を受けたときの家計簿への記帳は、大切な健康の記録になります。kakei+に忘れずに記帳して、備考欄を工夫して使うことで、後に必要になったときに検索機能を使えば、いつ、誰がどんな医療を受けたかをすぐに調べることができます。また、高額な医療費を支払った人は、医療費控除の確定申告で税金の還付を受けることができます。健康の記録として、また、確定申告もしやすいように医療費をわかりやすく記帳する「使いこなしのヒント」を紹介します。
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使いこなしのヒント
医療費をわかりやすく記帳する方法
 医療を受けたときの記帳は、大切な健康の記録。また、高額な医療費を支払った人は、医療費控除の確定申告で税金の還付を受けることができます。世帯人数にかかわらず、医療費の記帳と、領収書やレシートを保管する習慣を持ちましょう。治療や入院のためにかかった交通費は電車やバスなど領収書が発行されないものがありますが、医療費控除の対象になりますので保健衛生費に忘れずに記帳しておきましょう。

医療費控除とは?
 医療費控除とは、1年間に支払った「医療費」が10万円(所得の合計が200万円までの場合、総所得金額等の5%の金額)を超えた場合、確定申告をすることで、所得税・住民税の負担が軽減される制度です。同一生計の家族の医療費が対象になります。
 対象となる医療費は主に、診療や治療にかかった費用、治療のための医薬品購入費用、在宅療養の介護費用の自己負担額などです。美容整形や健康促進のための医薬品購入などの費用は対象外になります。詳しくは、下記のサイトをご覧ください。

国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/code/index.htm#code01-04

知るぽると(金融広報中央委員会)
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/shotokuzei/shotokuzei010.html


kakei+のnoteの確定申告に関する記事
https://note.com/kakei_plus/n/n4a44aa381e91

医療費控除を確定申告するには
 確定申告をする際に医療費の領収書類を添付したのは、いまや懐かしい思い出。平成29年からは「医療費控除の明細書」を自身で作成して添付することになり、領収書の提出は不要になっています。
※医療費の領収書類は提出しませんが、確定申告期限から5年間は税務署から領収書の提示または提出を求められる場合があるため、保管しておく必要があります。

 医療費控除の明細書の必要事項は、次の通りです。家計簿にこの4項目がわかるように記帳しておきましょう。

・医療を受けた人    
・病院・薬局などの名称    
・支払った医療費の金額
・支払い年月日


 さて、ここからは、家計簿で健康の記録を振り返りやすくするために、医療費控除の確定申告もしやすいように、
kakei+を設定して、記帳する方法をご紹介します。
費目設定を工夫する
 kakei+には、保健衛生費にあらかじめ項目「医療費」が用意されています。これに[項目を追加する]機能を使って、家族ごとの医療費の項目を作成します。さらに、項目の中の「内訳」にかかりつけ医やよく行く薬局の名称を追加します。

【項目・内訳を追加する】
1. メニュー「費目」を押して、費目設定画面を開く。

2.「保健衛生費」を押して、項目一覧画面を開く。

3.[項目を追加する]を押して、「医療費・たろう」「医療費・ともこ」のように家族の名前ごとに「医療費」の項目を家族全員分つくる。
(画像参照)
 新しく項目をつくったら、並び替え機能を使って見やすく並び替えます。使い始めに用意されている項目「医療費」は非表示にしておくとよいでしょう。


4. 項目名を押して内訳一覧画面を開く。
(画像は、項目「医療費・ともこ」の内訳一覧画面)

5.[内訳を追加する]を押して、かかりつけの病院名・薬局の名称を入力する。

ヒント!
 このように保健衛生費の項目に、家族の名前ごとの医療費をつくって記帳すると、集計表で、誰に、どれだけ医療費がかかったかが、一目でわかるようになります。
 記帳するときには、内訳にクリニック名を入力すれば、費目アシスト機能を使って費目・項目を自動入力することができます。家族で同じクリニックに通っている場合は、クリニック名にイニシャルをつけるなど内訳名にひと工夫します。

記帳するときは
 記帳するときのポイントは、「医療を受けた人」「病院・薬局などの名称」「支払った医療費の金額」「支払い年月日」をわかるようにしておくことです。
【入力例】
 内訳: 〇×歯科 ←病院・薬局の名称
 金額: XXXXX円
 費目: 保健衛生費
 項目: 医療費・〇〇〇 ←医療を受けた人がわかるように
 備考: (診療目的や治療内容のメモ)
 日付: (支払い日)

 費目設定で項目・内訳が設定されていれば、これらが記帳しやすくなります。備考欄には、「発熱で受診」など診療目的や治療内容をメモしておくとよいでしょう。
 通院や入院するためにかかった交通費(電車やバスなどの公共交通機関の運賃)は、いつ、誰の、どの医療機関のための交通費かがわかるように記帳します。

医療費控除の確定申告をするときは
 「医療費控除の明細書」を作成するにあたって、kakei+から医療費をCSVファイルで取り出して表計算ソフト(Excelなど)で開いて集計し、国税庁の「医療費集計フォーム」を利用します。方法はさまざまありますが、ここでは一例としてkakei+スタッフKが実際に行った方法をご紹介します。

【kakei+のデータから医療費控除の明細を作成する方法】

1.kakei+の「当座帳・検索」機能を使い、前年1月1日~前年12月31日の保健衛生費を全て検索し、CSVファイルをダウンロードする。

2.1のCSVファイルをExcelで開く。項目順に並び変える。消耗品など医療費控除対象外の項目を行ごと削除して、医療費控除対象の記帳データのみに編集する。

3.再びExcelの並び替え機能を使って、項目>内訳>日付の優先順でソートする。項目の列が「医療費・たろう」になっているところを、コピー&ペースト機能を使って氏名に書き換える。
※費目・項目・内訳をここまで紹介したように入力しておくと、この時点で人別、医療機関別のリストが完成します。

4.国税庁のホームページより「医療費集計フォーム」をダウンロードして、開く。
5.kakei+のCSVの項目、内訳、金額の該当部分を選択してコピーし、「医療費集計フォーム」の「医療を受けた人」「病院・薬局などの名称」「支払った医療費の金額」にそれぞれ貼り付ける。(日付欄は任意ですが、同じようにコピー&ペーストが可能です)

6.「医療費集計フォーム」の「医療費の区分」「左のうち、補填される金額」を入力する。

7.「医療費集計フォーム」を保存する。

8.確定申告等作成コーナーの医療費入力画面で、7のファイルを読み込むと、入力した内容が反映される。


 今回は、ちょっと長い「使いこなしのヒント」になりました。ここまでお読みくださった皆さま、ありがとうございます! 確定申告のためのkakei+の活用方法については「もっといい方法があるよ!」「こんな活用法もあるよ!」という方は、ぜひ「kakei+通信係」まで教えてください!

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